薬膳的テーマ「胃腸の働きをよくする」

こんにちは、薬膳マイスターの宮里です。

急に寒くなり、何かと体調がすぐれない方も多いのでは? そこで今日は、胃腸の不調におすすめの食材キャベツをつかった「巻かないロールキャベツ」をご紹介します

キャベツから発見されたビタミンUは「キャベジン」とも呼ばれています。「キャベジン」は以前の胃腸薬のCMで耳にした人もいるかと思います。

薬膳でキャベツは胃粘膜の働きを整え、胃腸の働きを促進します。食欲不振、胃もたれ、ゲップ、胸のつかえ、胃痛、お腹の張りに有効な食材です。

【キャベツの薬膳的効能】       

・胃腸の働きを高める
・体の余分な熱を冷ます
・体の余分な水分を取り除く
・肝臓の解毒機能を高める
・抗酸化作用
・便秘解消

それでは巻かないロールキャベツの作り方をご紹介します。

1. キャベツは芯を切り取り、中心部分を数枚はがして空洞をつくる。

2. はがしたキャベツはざく切りにする。玉ねぎはみじん切りにする。

3. ボウルにひき肉を入れ、塩、こしょう、パン粉をいれてよく練る。

みじん切りした玉ねぎを加えて練り、キャベツの空洞部分に詰める。

鍋にざく切りにしたキャベツを敷き、切り口が下になるように置く。水(カップ3)、どんでん出汁大さじ1~2(洋風ならコンソメ:2個)、ローリエを入れて火にかける。煮立ったら弱めの中火にして15~20分ほど煮る。

ロールキャベツは鍋からフライ返しなどを使って取り出す。そのまま又4等分に切って、器に盛り付けたら出来上がり。

詳しい作り方や分量はレシピをみてくださいね。