薬膳的テーマ「気を補い、巡らせる」

こんにちは、薬膳マイスターの宮里です。

「絹さや」と「さやえんどう」は同じものです。地域によって呼び方が異なるようで、関東では「絹さや」、関西では「さやえんどう」と呼ばれています。そういえば関東に住んでた時には「絹さや」と呼んでいましたね、九州では両方の呼び方がされている(宮里の感想)ようです。

薄くて平べったい「絹さや」は、ほんのりと甘く、色鮮やかな緑色が特徴です。サッと湯がいたら食べられるので調理しやすく、煮物など和食のイメージが強いですよね。

薬膳で絹さやは、平性なので寒温に偏りはありません。気(生命エネルギー)を補い、体内の気の巡りをよくする食材です。元気を補う食材として使われます。気疲れやイライラしていると感じたら食べてみて!

【絹さや(さやえんどう)の薬膳的効能】

・気「生命エネルギー」を補う

・脾を健康にする

・胃腸を整える

・体の余分な水分を取り除く

・解毒作用

・潤いを生み出す

今日は、絹さやを使った緑鮮やかなパスタ「絹さやのパスタ」の作り方をご紹介します。

絹さやのヘタとスジをとる。斜め切りに2~3等分にカットする。

ベーコンを細切りにする。

にんにくは皮をむいて、粗みじん切りにする。鷹の爪の種を取り除く。

(パスタを茹でる)お鍋にお湯を沸かす。沸騰したらパスタを入れて決まった時間茹で、ザルにあげる。

火をつけないフライパンににんにく、オリーブオイルをいれてから中火にかけ、お好みで鷹の爪を入れる。

にんにくの香りが油についたら、絹さやを入れて全体に油を馴染ませる。

ベーコンを入れて中火で炒める。塩と黒こしょうをいれ、味を調える。茹でたパスタを入れて、よく混ぜ合わせる。

春を感じるパスタです。是非作ってみてくださいね。「絹さやのパスタ」の作り方はこちら