こんにちは、薬膳マイスターの宮里です。
4月下旬の本日、雨降りの影響もあり外気は11℃。寒いです!!まるで冬。

衣替えしたばかりなのにセーターを引っ張り出し、足元にはレッグウォーマーを履き、飼い猫ちゃん達(二匹のブリティッシュショートヘアー)の温かそうな毛並みが羨ましい今日この頃です。

寒い日には体を温めやすい食材のもち米玄米が食べたくなります。

もち米は温性で体を温めてくれる食材です。冷え性の方にはおススメです。

もち米玄米とは、未精米のもち米のことです。もち米は、赤飯・おこわ・餅などを作る際に使われるお米で、通常は精米したものを使用します。米からぬかを取り除く精米の過程では、多くの栄養素が失われますが、もち米玄米は糠(ぬか)がついているので、その栄養素を丸ごと摂取することができます。

玄米の皮には、マグネシウムやビタミンB1は精米したお米の5倍といわれています。マグネシウムは骨や歯の形成に欠かせない栄養素の一つです。ビタミンB1は「疲労回復のビタミン」ともいわれていて、健康な体を手に入れるために摂取したい成分です。

もち米玄米の薬膳的効能

・体を温める
・脾の気を補う
・便通作用を促す
・デトックス(解毒作用)
・マグネシウムは骨や歯の形成の重要、血圧低下や血栓を作りにくくする役割

薬膳的に消化が良く元気を補うので、食欲がない時や倦怠感があるとき、気色が出ないときなどによい食材です。脾臓の働きを高め、軟便や消化不良にも効果があるといわれています。また、多汗や頻尿にも有効です。

健康に良いと言われている玄米を食べたい!でも「特有の苦みや触感が苦手」という方におススメなのが「もち米玄米」です。通常のうるち米の玄米と違い、もち米玄米は粘りの強い、もちもちしたご飯に炊きあがります。もち米玄米なら毎日美味しく食べられますよ。

今日は、もち米玄米の炊き方をご紹介します。土鍋でも、炊飯器でも手軽に炊けるので、是非作ってみてくださいね。

もち米玄米ご飯の炊き方はこちら