薬膳的テーマ「活力が増す」

こんにちは、薬膳マイスターの宮里です。

突然ですが、お疲れモードの時、エスニック料理が食べたくなりませんか? 私はちょっと疲れたかな、、と思う時、我が家の定番エスニック料理「ガパオライス」をよく作ります。

本場のタイでは日常的に食べられている鶏肉を細かくカットしたのを使う料理です。日本では、豚ひき肉を使う方が多いと思います。牛豚合いびき肉で作るのが私流の作り方!
ひき肉を使う時は、取り入れたい薬効によって、牛肉、豚肉、合い挽き肉と使い分けるとよいと思います。

【牛肉の薬膳的効能」

・体を温める         
・活力が増す   
・体の機能を多面的に高める 
・胃の働きを補う 
・貧血の改善       

【豚肉の薬膳的効能」  

・体を滋養う
・疲労回復
・体を潤す
・空咳や肌の乾燥を防ぐ
・胃腸の働きをよくする
・貧血の改善


薬膳では肉類は全般的に、五臓を補うとされ、体に力を与え、精をつけるものと考えられています。精がつくとは「活力が増す」「エネルギッシュな状態になる」「元気が出る」という意味です。

最近疲れがなかなかとれないな、、と思ったら、肉料理がおすすめです。なかでも、野菜たっぷりのガパオライスなら栄養バランスも抜群です。そこで、今日は我が家流「ガパオライス」の作り方をご紹介します。

玉ねぎは皮をむいて、粗みじん切りにする。

にんにく、しょうがはみじん切りにする。

パプリカは1~1.5㎝角に切る。

フライパンに油とにんにく、豆板醤をいれて中火で炒め、油ににんにくの香りをつける。たまねぎを加えて中火で炒める。たまねぎがしんなりしてきたら、合いびき肉、しょうがを入れて強火で炒める。

肉に火が通ったら、パプリカ、バジルの葉、オイスターソース、ナンプラー、しょうゆをいれて混ぜ合わせる。(パプリカは生でも美味しいので、サッと炒める)
別のフライパンで目玉焼きを作る。
器にアツアツのご飯を盛り、その上に具材をのせる。トッピングに目玉焼きやバジルの葉をのせて完成です!

バジルが苦手な方は入れなくてもOK! パプリカがなければいれなくてもおいしくできます。冷蔵庫にある野菜で手軽に作れるので、ぜひ作ってみてくださいね。

ガパオライスの作り方はこちら