おはようございます。店長の須河内です。

今日は節分ですね。
節分といえば豆まき! 恵方巻き!と思われる方も多いと思います。

今年の恵方をむいて、恵方巻きを黙って1本食べるというふうに言われていますが、スーパー等で売っているでっかい恵方巻きを丸々1本黙々と食べるのはかなり無理があると思いませんか?

実は、私、約15年ぐらい前、海苔業界の広報の仕事をしていて、当時は節分に「海苔巻きをおうちで作って食べる」風習を広めるためにさまざまな販促活動をしていました。

もともとは、大阪の海苔屋さんたちが海苔をもっと食べてもらうために始めたキャンペーンで、当時は、お寿司屋さんに「節分に海苔巻きを食べる人がいるもんか」と門前払いされていたそうです。時代が変われば、変わるものですね。

わが家は、娘がアレルギーっ子ということもあるし、何よりも私自身が海苔屋さんたちの熱い想いを間近で見ていたので、節分は恵方巻きを買わずに、毎年、自宅で海苔巻きを作ってます。

海苔巻き作るのって大変じゃないの?と思われそうですが、とっても簡単です。

太巻きを作ると、1本でお腹いっぱいになるので、わが家では細巻きを作ります。

準備するのは、まきすと海苔とごはんです。まきすがない場合は、ラップでも代用できますよ!

まず、海苔を半分に切って、海苔の「ザラザラ」してる面をまきすにのせます。(海苔には表と裏があります!ごはんは裏面(ザラザラ面)にのせます)

次に、海苔の手前1cmぐらいあけて約3分の2ぐらいまでごはんを「薄く」ひろげます。ごはんをどーんとのせると、巻きにくいので「薄く」のせることがコツです。

ごはんをのせたら、あとは好きな具材をちょんちょんとのせて、手前からグッと巻いたら出来上がりです。

細巻きのほうが食べやすいので、わが家は節分に限らず、ちょくちょく海苔巻きを作ってます。

スーパーやコンビニで売ってる恵方巻きは見た目が豪華ですが、おうちで作る海苔巻きはおいしいのはもちろん、プラスチックごみもでないし、食品ロスの心配もありません。
そして、何より、海苔巻きを作る楽しさと家族の愛情がギュッとつめこまれてます。

今年の恵方は北北西です。

冷蔵庫にあるハム、きゅうり、レタス、梅干し、納豆など、お好きな具材を巻いておうちで海苔巻きを作ってみてくださいね。